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【慶應大学合格者数ランキング】4月23日は慶應義塾大学の開校記念日

 

慶應義塾大学福沢諭吉さんが1958年(安政5年)に、「蘭学塾」として開塾したのが起源である。

1868年(慶應4年/明治元年)に、浜松町に移転され、元号を取って「慶應義塾」となる。

1871年(明治4年)に、現在の品川区三田に移転され、この移転された日(4月23日)を開校記念日としているそうだ。

いまや、日本で最高峰の私立大学として君臨している。

 

そんな記念の日にかこつけて、

慶應義塾大学に合格した受験生の出身高校ランキングを書いていく。

ちなみに、このランキングの数字はサンデー毎日2024年3月31日号で掲載された人数を参照する。大学発表の人数で、浪人を含むが、推薦合格者は含んでいない。

 

 

まずは、全国のランキング TOP10

 

順位、学校名(所在都道府県)、合格者数(内現役)

1位、★開 成(東京)   184名(118)

2位、日比谷(東京)    156名(119)

3位、★聖光学院(神奈川) 148名(132)

4位、湘 南(神奈川)   140名(100)

5位、★渋谷幕張(千葉)  137名(105)

6位、★浅 野(神奈川)  133名(111)

7位、★頌栄女子学院(東京)122名(114)

8位、★海 城(東京)   119名(105)

9位、横浜翠嵐(神奈川)  114名(96)

10位、★攻玉社(東京)   102名(87)

※「★」は私立高校

 

 

こんな感じだ。

千葉県からは渋谷幕張のみがランクイン。

ちなみに、私立高校はすべて中高一貫校が占めている。

その中で、公立の日比谷、湘南、横浜翠嵐は大健闘と言えるだろう。

3校とも両都県というより、全国の公立を代表するのトップof進学校。公立高校もこうして中高一貫私学に割って入ってくれると、勇気が出る。

ちなみに、現役では聖光学院がトップ。聖光学院は東大合格者も100名と初の3ケタを達成しており、巷では話題になった。

サンデー毎日の記事では、開成は現役合格できないのではなく国立志向が強いためと分析されている。

 

では、千葉県の高校に絞ってランキングを作ってみよう。

1位、渋谷幕張★  137名(105)

2位、市 川★   99名(74)→全国11位

3位、県立千葉   88名(67)→全国14位

4位、県立船橋   51名(40)→全国39位

5位、昭和学院秀英★47名(42)→全国44位

6位、東邦大東邦★ 44名(31)→全国50位

7位、東葛飾    31名(28)→全国70位

8位、千葉東    19名(14)→全国114位

8位、佐 倉    19名(17)

10位、薬園台    12名(7) →全国171位

10位、市立稲毛   12名(7)

10位、専修大松戸★ 12名(10)

13位、小 金    11名(11)→全国183位

13位、市立千葉   11名(8)

13位、日大習志野★ 11名(8)

16位、幕張総合   8名(2)

17位、八千代    5名(4)

17位、国府台女子★ 5名(4)

17位、八千代松陰★ 5名(5)

20位、成 田★   4名(3)

20位、芝浦工大柏★ 4名(4)

 

以上、ここまでがTOP20だ。

 

慶應大学(合格8971人)は、同じく最難関の早稲田大学(合格14845人)と比べて合格人数が少ないから、5


名以上の合格者を出せる学校が少ないよね。

全国で100位以内に入るのが、東葛飾までの7校。

全国で200位以内の10人以上の合格者が出たのは13校。

ここまでに絞ってみると、すべて偏差値65以上の進学校だ。

 

慶應大学を目指したい!」なんて、軽々しく言えない現実がここにあるね。

 

 

さて、せっかくなので合格者3名以下の学校も紹介しておこう。

※現役生の数は不明。

◎3名…市川東(3)、昭和学院★(1)、麗澤★(3)、志學館★(3)、西武台千葉★(1)

◎2名…千葉南(0)、船橋東(2)、国府台(1)、県立柏(2)、長生(2)、安房(1)

    千葉敬愛★(2)、東葉★(1)、二松学舎大柏★(1)、暁星国際★(1)

◎1名…検見川(0)、船橋啓明(0)、成田国際(1)、成東(1)、木更津(1)、津田沼(0)、松戸六実(0)、柏の葉(1)

    千葉英和★(1)、千葉商大付★(1)、敬愛学園★(0)、千葉日大一★(0)、中央学院★(1)

 

 

実際の合格者は、上の人数に推薦で合格した人数がプラスされる。

だから、記載のない学校でも0名とは限らないけど、推薦だけで爆発的に人数が増えるなんてことはほとんどないから、現実的な数字として理解することが出来るだろう。

 

ちなみに、これは昨年(2023年入学者)のデータだが、

慶應義塾大の4月入学者6375名のうち、

一般入試が3,673名(57.6%)

学校推薦型が2,070名(うち付属校1418名)

総合型選抜476名

その他が編入学や帰国生などとなっている。(大学ランキング2025より)

つまり、学校推薦型は付属を除けば652名、総合型選抜で476名だから、全国で約1000名がこのランキングの人数に載っていないと考えられる。(あくまで推薦合格者を昨年ベースで考える)

 

そして、このサンデー毎日の数字は「大学発表」(願書で高校がわかる)の人数で、各高校が発表した数でないことも、公平性が高いと思う。

 

どうぞ、ご参考まで!