昨日はAERA、今日はサンデー毎日と、僕のバイブルの発売日だった。
別に表紙のイケメンたちに興味がある訳じゃないんだ。
僕の興味はただ一つ。
高校の大学合格実績。
毎年、わっ!っというほど変化するものではないけれど、
最新の情報を子どもたちに見せて、現実を知ってもらうのにはベストな1冊。
というわけで、今年の春、千葉県内の高校から著名大学にどれだけ合格実績があるのか、見ていきたいと思う。
今回は「国公立大学」にスポットを当ててみるが、国公立と言っても大学も多くなりすぎるので、「旧帝大+東工・一橋」と千葉県からも志願者が多い「筑波・千葉」に絞ってみる。
表の見方:卒業生数は現役生のみで、合格者数には浪人も含む。
1、「東大+京大」ランキング
今春、東京大と京都大に合格者を出した高校は18校。
県内の高校から、東京大学へは171名、京都大学へは48名、合計219名が合格した。
東京大学の合格者は全国で3,084名なので、県内高校の占有率は5.5%となった。
ちなみに、2021年の統計資料では、千葉県の人口は628万人、全国で1億2550万人で、人口占有率は5.0%だ。東京大学は東京都にある大学で、首都圏の受験生が圧倒的に多いことを考えると、すごく多くて立派!という数字ではないだろう。
ちなみに、東京大の専修大松戸、京都大の東邦大東邦および幕張総合は浪人生のみであった。浪人生でも、幕張総合から京都大に合格したのはすばらしいことだ。
上位8校を現役生のみに絞るとこんな感じになった。
渋谷幕張のトップは揺るがないとしても、今年は2位以下に大きな変動があった。
昨年は以下の通り。
渋谷幕張がと県立千葉が減少し、市川と県立船橋が躍進している。
この2校が県立千葉をおさえたのは初めてのことではなかろうか。
進学校の大学の合格実績は翌年の入試に大きく影響するので、県立船橋や市川は人気が出るかもしれない。
まぁ、県立船橋は毎年、異常ともいえる高倍率を維持しているから、学力そのものも伸びているのではないだろうか。
しかも、県立船橋は表の中で唯一、全員が高校入学者である。
基本的には公立中学からの進学者と考えて良いから、大健闘と言えるし、公立中学からでも努力をすれば東京大学だって夢ではないと考えることができる。
公立中学に通う子どもたちや家庭にとって、十分に勇気をもらえる結果だ。
ちなみに、僕の知っている情報では、市川や芝浦工大柏は高校入学者も東大に合格している。人数については高校からも公表されていないので、ここでは控えておくけどね。
公立でも私立でも、高校3年間の努力と環境次第で、東大に合格することもできるんだ!
ということをとにかく知ってもらえればと思う。
ふむ、ちょっと長くなったので、「旧帝一工」と「筑波千葉」のランキングについては、別記事にまとめることにした!