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【大学合格実績ランキング③】千葉県内高校「筑波大・千葉大」ランキング

大学合格実績ランキング

 

3回目は.......

気になる人が多いであろう「筑波大」「千葉大」だ。

 

さらに、旧帝一科に次ぐ難関国立大とされている「TOCKY」についても同時に見ていく。

「TOCKY」とは、各大学の頭文字をアルファベットにした大学群で、

T:筑波大、O:お茶の水女子大、C:千葉大、K:神戸大、Y:横浜国立大

以上5大学である。

 

今年は、これまでに公表されている数で、現浪含めて県内60校から931人合格を勝ち取っている。旧帝大と比べるとかなり増えている。

さぁ、ランキングを見てみよう。

 

まずはTOP10

今年、「筑波・千葉」で首位に立ったのは、昨年3位の東葛飾。地の利もあって、筑波大の合格者数が非常に多く、首位へと牽引した。

また、2位以下も県船橋、千葉東、県千葉と公立高校が続いている。

TOP10に公立が8校(昨年は7校)ランクインと、各地域トップと2番手公立校が健闘している。

 

現浪含めているので、この表現は適当かどうか微妙だが、県船橋は理数科含め9クラス中4クラス分ほど、東葛飾は8クラス中2.5クラス分ほどがTOCKY以上の国立大に合格している。

また、文系の生徒は「TOCKY<早慶」と考えているケースも多いので、早慶への進学状況が判明すると、全体の状況も見えてくるだろう。

 

小金や専修大松戸も伸びてきていて、1クラス分が合格している。

これは受験生にとっては勇気の出る結果ではないだろうか。特に専修大松戸は国立クラス(E類とX1類)に限定して考えれば大健闘だし、以前に比べて国立の合格者が増えてきたと感じる。

 

次に30位までいこう。

12位に薬園台がランクイン。昨年も同様だったけど、2年連続で旧帝一科の合格者は出ていない。県船橋に次ぐ2番手校としては何とも淋しい結果ではないか。

「TOCKY」で見ても、今年は千葉大のみ。地元なので千葉大のニーズが高いことはわかるけど、割合でも小金が勝るようになった。高校受験時の倍率が低迷した時期もあり、影響が出ているかもしれない。

また、薬園台は高校生活が非常に楽しいことでも有名だ。この辺も合格実績に反映されているように思う。(これを考えると小金は健闘しているね)

 

昭和秀英東邦大東邦はコメントに困る結果になってしまった。

まぁ、中学受験中心の学校で、旧帝一科や医学部狙いが多いだろうから、浪人覚悟で受験しているのだろうけど、これは浪人生も含めた実績だ。

市川が卒業生比30%と健闘している中、両校とも20%程に落ち着いていて、ちょっと苦戦気味かと感じている。

昭和秀英は文系の生徒も多い学校だが、早慶に関しても公立御三家に及ばない状況になっている。

 

ここからは、柏周辺を中心に見ていくと、

15位に県柏、18位に芝浦柏、27位に流経柏、28位に麗澤が入った。

県柏は高校受験時の倍率が伸び悩んでいるものの、旧帝大10名、TOCKY24名と安定して国立の実績も出ている。ここが「進学指導重点校」としての強みと言える部分だろうか。また、理系の生徒が多いことからも、国立人気は想像できる。

 

珍しいケースが18位の芝浦柏。

旧帝大に20人の合格が出ている中で、TOCKYは18人と旧帝を下回った。学校のレベルや理系の生徒が多いことを考えると非常に珍しいケースと言えるのではないか。

GLコースの状況が非常に良いのか、JLコースで伸び悩みがあるのかはわからないが、まさか、渋谷幕張のように多くが旧帝大志望とも考えにくく、筑波・千葉あたりはもう少し伸びていても良い気がするのだが...。

 

27位の流経柏は特進コースで少し成果が見られるようになってきただろうか。

来春入試からは特進コース中心の生徒募集になる予定ということもあって、進学実績も伸ばしていきたいところだろう。

 

28位は麗澤。今年は少し寂しい結果になったかもしれない。以前は数名が旧帝大へも合格していたが、それが徐々に減少し、今年はついに0人。

筑波千葉でも10人に届かず、TOCKYに広げて11人となり、卒業生比5%を何とか死守。決して悪い環境ではないと思うが、大学の合格実績だけを見ると明らかに下降気味なところが気になっている。

 

 

さて、残りは一気にドン!

以上のような結果であった。

 

30位以下の学校については、1クラスに1人がカウントできない状況になっているので、よく言う、「たまたま秀才がいたんでしょ」という評価も聞こえてしまいそうだ。

 

しかし、どこの高校であっても、わずか1人の合格ということは、その生徒の努力が賞賛されるべきだし、クラスメイトには見せない一面を持っていたのではないだろうか。

普通の高校生は「環境に馴染む」から、1人だけでがんばれるという受験生は決して多くない。そういう意味では、なかなか合格者の出ていない高校で合格を勝ち取るということの価値は非常に大きいと思う。

 

それと同時に、相当な精神力をもって、高校3年間を過ごすことで、大学受験での道を拓くことができる、可能性は0ではないという証明にもなっているだろう。

その意味で、どこの高校に進学するかよりも、進学校ではなかったとしても、入った高校でどう過ごすか(大学受験を目指すなら)が重要であると思う。

 

勘違いしないでもらいたいから念のため言っておくが、

大学受験をするのに環境が良い(切磋琢磨できる仲間が多い)高校に進学できることが望ましいというのは前提としての話である。