柏の塾、プラス進研より受験情報ブログ

柏市周辺の高校受験情報を中心にお届けします。

その姿勢は前向きか

昨日、普段は学校から直接塾に来ている生徒が、授業時間ぎりぎりでやってきました。

後ろ姿に覇気がないので、すぐに何か落ち込んでいる?のは感じました。

「今日は学校から直接じゃなかったね、遅かったじゃん?」

と声をかけると、

「今日はちょっと気分が・・・」

聞くところによると、定期テスト返却があり、結果が思わしくなく落ち込んでいるのだとか。

 

 

私の感想。弱い。これでは強くなれない。

 

 

テストの結果が悪かった。

その後の姿勢として、最も前向きなのはどれでしょう?

 

1、平均点も下がったから仕方ない、テストが難しかったなど、

  外部要因にしてヘラヘラしている。

 

2、落ち込んで何をする気にもなれず、部屋に閉じこもる。

 

3、悔しさのあまり、人目もはばからず、できなかった問題を反復練習する。

 

 

 

様々な分野で「一流」と言われる方々を想像してみてください。

うまくいかなくて、1や2のような行動を晒す人を知っていますか?

私は知りません。うまくいかず、猛練習して這い上がろうとする人は知っています。

そういう方々が一流になり、特集を組まれ、物語としても人の心を打つのです。見ていてすがすがしい。

 

 

勉強は、人の心を打つために行うわけではありません。

あくまで「自分のため」にすることです。

 

だから、「他人からどう見えるか」なんて気にする必要はありませんが、

「前向きに」取り組むことはとても重要だと思うのです。

そういった個人の姿勢が、結果として人の心を動かしている、そういうことではないですか。

 

 

受験生は、この時期のテスト結果には敏感になるでしょうが、

「失敗した」と感じたことから、次はどう行動に移すのかが最も大切なはずです。

失敗を怖がらず、失敗を自分のものにすべきです。

間違えてしまった問題はあなたの財産です。

その財産は使い方次第でもっともっと大きくなります。

 

頭でわかっていても、身体が動かない?そんなことありませんよ。

そういうあなたのために、「塾」があるんです。塾に来てください。

勉強するしかやることはありませんよ!?

 

 

よく、子どもたちにも話すことですが、プロ野球選手だって、年間打率3割でスター的な存在です。

3割ですよ?10回打って、ヒット3本のペースでスターです。

成功することの難しさを物語っていると思いませんか?

今日ヒットを打てなくても、すぐに次の試合があります。打てない原因を考えて、練習あるのみです。

落ち込んでいる時間などありませんよね。

 

 

人間、百発百中なんてものはないわけです。もっと前向きに、チャレンジしてほしいものです。

人はチャレンジした数、経験した数だけ強くなるものです。

カッコ悪くても、「泥臭くさい努力」が必要なこともあるのです。

受験生は、1年後の自分がどうありたいか、そのために今は必死に勉強して、

ファイティングポーズは崩さないでください!

そして、入試本番でホームランを打てれば最高にカッコいいじゃないですか!

 

 

 

最後に、精神論は賛否あるでしょう。承知の上で書いています。

しかし、時には、精神論が必要な時もあると思います。

受験は精神的に強い者が勝利するのです。(受験に限らず何事もですかね・・・)