昨日、普段は学校から直接塾に来ている生徒が、授業時間ぎりぎりでやってきました。
後ろ姿に覇気がないので、すぐに何か落ち込んでいる?のは感じました。
「今日は学校から直接じゃなかったね、遅かったじゃん?」
と声をかけると、
「今日はちょっと気分が・・・」
聞くところによると、定期テスト返却があり、結果が思わしくなく落ち込んでいるのだとか。
私の感想。弱い。これでは強くなれない。
テストの結果が悪かった。
その後の姿勢として、最も前向きなのはどれでしょう?
1、平均点も下がったから仕方ない、テストが難しかったなど、
外部要因にしてヘラヘラしている。
2、落ち込んで何をする気にもなれず、部屋に閉じこもる。
3、悔しさのあまり、人目もはばからず、できなかった問題を反復練習する。
様々な分野で「一流」と言われる方々を想像してみてください。
うまくいかなくて、1や2のような行動を晒す人を知っていますか?
私は知りません。うまくいかず、猛練習して這い上がろうとする人は知っています。
そういう方々が一流になり、特集を組まれ、物語としても人の心を打つのです。見ていてすがすがしい。
勉強は、人の心を打つために行うわけではありません。
あくまで「自分のため」にすることです。
だから、「他人からどう見えるか」なんて気にする必要はありませんが、
「前向きに」取り組むことはとても重要だと思うのです。
そういった個人の姿勢が、結果として人の心を動かしている、そういうことではないですか。
受験生は、この時期のテスト結果には敏感になるでしょうが、
「失敗した」と感じたことから、次はどう行動に移すのかが最も大切なはずです。
失敗を怖がらず、失敗を自分のものにすべきです。
間違えてしまった問題はあなたの財産です。
その財産は使い方次第でもっともっと大きくなります。
頭でわかっていても、身体が動かない?そんなことありませんよ。
そういうあなたのために、「塾」があるんです。塾に来てください。
勉強するしかやることはありませんよ!?
よく、子どもたちにも話すことですが、プロ野球選手だって、年間打率3割でスター的な存在です。
3割ですよ?10回打って、ヒット3本のペースでスターです。
成功することの難しさを物語っていると思いませんか?
今日ヒットを打てなくても、すぐに次の試合があります。打てない原因を考えて、練習あるのみです。
落ち込んでいる時間などありませんよね。
人間、百発百中なんてものはないわけです。もっと前向きに、チャレンジしてほしいものです。
人はチャレンジした数、経験した数だけ強くなるものです。
カッコ悪くても、「泥臭くさい努力」が必要なこともあるのです。
受験生は、1年後の自分がどうありたいか、そのために今は必死に勉強して、
ファイティングポーズは崩さないでください!
そして、入試本番でホームランを打てれば最高にカッコいいじゃないですか!
最後に、精神論は賛否あるでしょう。承知の上で書いています。
しかし、時には、精神論が必要な時もあると思います。
受験は精神的に強い者が勝利するのです。(受験に限らず何事もですかね・・・)