こういうデータの集計って、正直言って、趣味みたいな感覚じゃないとやってられないよ。
ただ「仕事だから」ってだけじゃ、きっと嫌になる。
僕はデータ大好き人間だからね。寝る間も惜しんで?できちゃうってわけ。
だったら、もっとスピーディーに出せよ!って話よね...。
さてさて、大学合格者数ランキング、今回は「MARCH編」だ。
早慶はちょっと雲の上...
って思っている人も、MARCHとなると、目標にできるかも!って思う人も多いんじゃないかな。
就職ではMARCH以上かそれ以外かで、かなりの差がつくのも有名な話で、なにかと露出の多い青山学院なんかは中学生にも人気だとか!?
でも、就職に強いのは「明治」や「中央」って話もよく聞くから、人生設計を考えた時に、上位の高校ほど明治の合格者が多いような気がする。もちろん、大学全体での合格数も明治が最も多いのだけれども...。
ちなみに、各大学の一般選抜の志願者数と合格者数は次の通り。
明治大学 志願者108,652人 合格者25,597人 4.2倍
青山学院 志願者 47,109人 合格者10,567人 4.5倍
立教大学 志願者 56,495人 合格者14,484人 3.9倍
中央大学 志願者 68,093人 合格者19,515人 3.5倍 ※推薦含む
法政大学 志願者 102,079人 合格者22,325人 4.6倍
以下のランキングについては、サンデー毎日およびAERAに掲載された現役・浪人の合計人数で、各大学が発表した一般入試の合格者数(ただし、中央大学のみ推薦を含む)。
そのため、各高校が発表している人数と異なる場合がある。そうはいっても、推薦合格の文が上乗せされるだけだから、一気に10人増えるとかはあり得ないけどね。
では、注目のTOP20をみてみよう!
1位はなんと市川高校!MARACHだけで、卒業生数以上の合格数がある。
ちなみに、9位の薬園台までと、11位の市立稲毛の10校が卒業生数を上回る合格者を出したようだ。
多い受験生は、1人でいくつ合格しているんだろうね...。
TOP10のうち、2位~7位、9位は公立高校が占めた。
どこも偏差値65以上の進学校だね。偏差値65以上の公立で、MARCHに卒業生の人数が合格できる。
これはいい目安かもしれない。
柏周辺では、小金の復活が嬉しいね。とくに僕は松戸市民なので、小金にはがんばってもらいたい。
高校入試の偏差値でも逆転されているけど、県立柏は少し小金と差が付いちゃったかな。船橋東といい勝負になっている。
そうはいっても、私学で中高一貫の専松や芝柏が100%に届かない中、公立高校の受験生は健闘していると言えるのではないかな。
芝浦柏については、30名弱は芝浦工大に進学するからね。就職のことを考えれば、芝浦工大とMARCHの評価が変わらなくなったと言われているし、理系なら無理してMARCHを受けまくる必要はないのかなと思う。
日大習志野は高校募集のみだけど、一定割合が日本大学に推薦入学するからね。他に指定校もあるし、十分健闘していると言っていいのかもしれない。
専修大松戸も約40名(10%)ほどは専修大学の推薦で進学するからね。あとは、指定校で進学する子も多いイメージだから、一般入試に絞ればこのくらいなのかも。
まぁ、MARCHだけに絞らず、早慶・上理・MARCHの合計人数にすると、ランキングは全く違うのだろうけど。
それは、千葉県のTOP渋谷幕張が18位ということでもわかるよね。早慶に合格できるから、MARCHはムダ打ちしないのだろう。
それでは21位~40位を見ていこう!
21位~27位まで、同じくらいの偏差値の公立高校が占めたね。
32位以下は、割合で30%を切ってしまっている。
ちょうど30位までが偏差値60以上の高校が並んでいるから、ここでもやっぱり明確な切れ目があるよね。
50%くらいだと、実人数にすれば30%に届くかどうかというところだろうから、やっぱり、しっかりMARCHを狙える高校というのは、偏差値60以上ということなのだろう。
偏差値60弱の公立で、津田沼や検見川がランクインしていることを考えると、柏中央や松戸国際がここに割って入らないのは寂しいな。
あと、私立の場合は、コース分けがあったりするから、学校全体で考えるとちょっと厳しく見えちゃうね。
千葉日大一は日本大学に40%ほどは進学するから、それを考えれば妥当。
柏周辺で、二松学舎はS特進に絞れば割合が高いかもしれない。でも、S特進って、内申23とかあった子たちのクラスだからね。当然と言えば当然だ。
続いて41位~60位!
ここで松戸国際、国分、柏の葉、柏中央と登場してきた。
うーーん、20%に届かないのね......。
しかも、なんと柏中央は柏の葉に抜かれている!
最近は柏の葉の人気に押され気味の柏中央。入試の偏差値が並んできているけど、大学の合格状況でも抜かれたか......。
高校受験時の倍率が上がらなくなってくるとこういうことになる、という典型例かもしれない。
しかも、やっとやっとの10%。柏中央からMARCHはもはや現実的じゃない。
私立に目を向けると...
最近、人気急上昇中の昭和学院。なんでこんなに人気があるのかわからん。でも、以前よりは健闘して入るのかな。コース分けも細かすぎて、実態がよくわからないというのが実情だ。
流経大柏、えっ、大丈夫?高校入試の段階では、進学コースでも内申22とか、特進24とかあった子たちでしょ?小金とか県柏の併願だったんだよね...。ちょっと信じがたい。
日体大柏はアカデミックフロンティアの子に絞れば、まぁまぁ健闘しているのかな。中学で内申20に届かない子も含まれている訳だからね。
さぁ、あとは61位~104位まで、一気にいこう!
今回は1名までがんばって掲載した。
公立に関しては、一部を除いて実力通りなのだろうと思う。
ただ、私立はもう少し頑張ってほしいような気もする。併願推薦で入学した生徒は、ランキング61位以下の高校でも、内申基準5科20以上とかだったりするわけじゃん。
もちろん、内申点はあてにならないと言われる時代、「内申=実力」は成り立たない。
だけど、「私立の学費」=「公立+予備校2年分」と考えると、実力相応の公立を受験する方が良いように感じてしまうのは僕だけだろうか。
次は、MARCHに上智と東京理科を加えた人数を作ってみようと思う。
当然、上位のランキングは変化すると思うよ。お楽しみに!