資料集の変悠はひと段落だ。なかなかパワーアップした資料集になったと思う。
さて、高校の規模に大きな差があるって話をした。
今回の相談会参加校でも、生徒数に10倍以上の差があるってちょっと驚きだ。
そこで、生徒数やクラス数が多いと、面倒見が手薄になるのでは?と心配になるかもしれない。
しかし、そういうことでもないから安心してほしい。
なぜなら、ほとんどが「コース分け」によって、細分化されているからだ。
入学者の多い私立高校は、必然的に入学生の「学力の幅」が大きくなるから、幅広いニーズに対応できるよう、目的別のコースやクラスを設定する工夫がなされている。
「1コース1クラス設定」ということもあるからね。しっかり目が行き届くという訳だ。
相談会の参加校も、ほとんどの学校でコースが分かれていて、学校概要の項目では、「コース名」が明記されているから注目してほしい。
あとは、ちょっと前までは「特進コース」「進学コース」みたいな設定が一般的だったけど、ちょっと様相が変わってきているように思う。
近年は、「カタカナ」とか「英語」のコースが多くなって、日本語表記のコース名ががひと昔前に感じられてしまう。
これについては、賛成でも反対でもなくて、
良さとしては「目新しさ」「革新」「エネルギー」といったものを感じられることかな。
ただ、凝ったコース名にすることで、何を目的とするコースなのか、伝りにくくなったリスクもある気がする。
こんなコースがあって…
なんてことも書きたいんだけど、コース名を書くとどこの高校かまでわかってしまうような名称もあるからここでは控えよう。
「特進」とか「進学」ならありふれていて、コース名だけではどの高校かはわからなかったんだけどね。
そんなふうに凝った名称のコースには、様々な思いが込められていると思うんだ。
コース設立に込められた思いもぜひ質問してみてほしい。自分の思い描く高校生活にマッチするかのヒントになるかもしれないよ。