学校の規模と言うのは生徒の数だけじゃない。
生徒の数が多ければ、それに応じて先生の数も必要だ。
だから、必然的に生徒数、学級数の多い高校は先生の数も多い。
今年の相談会資料集には、「教員数」という項目もあって、参加校の先生の数も比較できるようになっている。
これも編集していて様々だなーと感じた。
学校には、正規に雇用されている「常勤教諭」とそうではない「非常勤の先生」がいる。
私立高校の場合、入学者が年によって大きく変動するから、非常勤の先生も必要になるのだが、学校によって、常勤と非常勤の割合がけっこう差が出ている。
多くの学校が常勤教諭が7割以上なんだけど、常勤の割合が100%の学校から、50%ほどの学校まであるのには少し驚いた。
ちなみに、最も先生の数が多い学校は200名ほどだ!
ちょっとした企業よりもたくさんの先生が勤務していることになる。
また、高校の生徒数が多くなくても、「中高一貫校」の場合は、6学年分の先生が必要になるから、高校の規模に比べると多く感じる。
あと、気になったのが「ネイティブ教員」の数。
これは高校の規模に全く比例していなかった。
傾向としては「中高一貫校」が圧倒的に多いんだ。
高校単独校の場合、「2名」の学校が多いんだけど、中高一貫校では「7名」「6名」という学校も少なくない。
今回の参加校で最多は「7名」(3校あって、うち1校が高校単独校)、最小はなんと「0名」だった。
このグローバルな時代に0名はちょっと…と思わなくもないが、語学研修制度があったりするのかもしれないし、何かしらの理由があるのだろう。
英語が好きで、ネイティブの先生とコミュニケーションを積極的にとりたい!というお子さんなら、そういう環境が整った高校を選ぶというのも、高校選択の視点のひとつになるかもしれないね!
ブログでは学校の名前までは出さないので、気になる人は資料集を要チェックだ!